ダイドーグループHD(2590)の通期決算は、天候不順の影響もあり国内飲料事業の減収が利益面に影響し減収減益に

2020/03/25



btn03_hvdbtn01_hvdbtn02_hvd

説明会開催日:2020年3月4日
代表取締役社長 髙松 富也氏

◎グループミッション2030/中期経営計画2021について
▽グループミッション2030の基本方針
・成長性・収益性・効率性の高い事業ポートフォリオの形成をめざす
・国内飲料事業のイノベーション
・非飲料事業での第2の柱を構築
・海外での事業展開の拡大
▽グループミッション2030のロードマップ
・一時的には減益となるが、持続的成長の実現をめざした先行投資を行う
▽中期経営計画2021の投資戦略
・成長投資やM&Aなどの投資戦略として最大450億円想定
▽中期経営計画2021の進捗状況
・中長期的な企業価値向上に向けた取り組みを着実に推進
▽中期経営計画2021のガイドラインと2019年度実績
・投資戦略を着実に実行。中長期的な企業価値向上への取り組み課題は明確
・最終年度である2021年度に向けて取り組みを加速する
▽中期経営計画2021 初年度の主な成果と課題
・「自販機ビジネスの基盤強化」が喫緊の課題

 

◎決算概要
・売上は前期比1.9%減の1682.5億円、営業利益は52.3%減の28.9億円
・食品事業、トルコ飲料事業の収益性改善に成果
・天候不順の影響もあり、国内飲料事業の減収が利益面に影響
▽第4四半期業績概要
・国内飲料事業は、暖冬傾向によりHOT販売が苦戦
・海外飲料事業は、マレーシア飲料事業再構築にかかる初期コストの発生
・医薬品関連事業は、関東新工場竣工により減価償却費が急増
▽営業利益の増減要因(前期比)
・国内飲料事業は、天候不順、自販機台数減による販売数量の減少が利益面に影響
・医薬品関連事業は、新工場やパウチライン新設に伴う準備費用の増加
・海外飲料事業は赤字幅が縮小、食品事業は収益性が改善

 

◎2020年度業績予想とセグメント別概況
▽主な施策
① 国内飲料事業の収益力回復に向けた自販機ビジネスの基盤強化
② マレーシア飲料事業の変革推進
③ ヘルスケア領域における成長戦略の推進
▽2020年度 連結通期業績予想
・売上は前期比0.4%増の1690億円、営業利益は20.5%減の23億円を予想 ・既存の事業セグメント合計(国内飲料事業、海外飲料事業、医薬品関連事業、食品事業)の営業利益は、前期比約10.7億円増の見込み
・ヘルスケア領域の成長戦略実行にかかる予算枠を大きく設定(「その他」・「調整額」)
・新型コロナウイルス感染拡大による業績への影響は、現時点では織り込んでいない
▽営業利益の増減要因(前期比)
・国内飲料事業は収益力回復に向けて、自販機展開・人材採用を積極化
・海外飲料事業はトルコ事業の着実な成長と、マレーシア事業の変革を推進
・ヘルスケア領域の成長戦略実行にかかる予算枠を大きく設定

 

◎中長期的な企業価値向上にむけて
▽ガバナンス改善への取り組み
・アドバイザリーボードの設置
・ESG委員会の設置
▽ESG推進への取り組み
・グループミッション2030を、「グループESGプログラム」として、より具体的な活動施策やKPIに落とし込み、実践していく
・グループミッション2030を通じて、社会課題を解決する
▽信託型従業員持株インセンティブ・プランの導入
・社員持株会に加入するすべての従業員を対象
・持株会の拡充を通じ、従業員の株式取得・保有を促進し、財産形成を支援
・従業員と共に、中長期的な企業価値向上をめざす
▽行動規範の浸透活動
・グループミッション2030とともに定めた「グループ行動規範」の実践に向けた浸透活動

 


株式会社i‐Cue(アイキュー)
決算中継「社長のビジョン」   株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
【各企業の動画一覧ページはこちら】
免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.

このページのトップへ