新田ゼラチン(4977 東証一部)

2013/06/14

世界的なゼラチンメーカーでグローバル生産体制を構築
需要拡大が見込まれるアジアでの展開で成長加速を目論む

業種:化学
アナリスト:馬目俊一郎

◆世界的なゼラチンメーカー
・新田ゼラチン(以下、同社)は、加工食品や化粧品などに広く使われるゼ ラチンの世界第4 位のメーカーで5.3%の世界シェアを持つ。同社の強 みは原料からの一貫生産と、海外展開により原料調達リスクを分散して いる点にあると考えられる。

◆13 年3 月期は原料高で19.7%営業減益
・13/3 期は売上高が前期比3.6%増の287.7 億円、営業利益は同19.7% 減の16.1 億円となった。増収営業減益の要因は、北米とアジア販売の拡 大で増収となるも、原材料高が利益を圧迫したためである。

◆16 年3 月期に向けた中期経営計画をスタート
・同社は16/3 期を最終年度とする中期経営計画をスタートさせた。北米と 中国並びにインドの生産能力増強と、アジアでの販売強化で16/3 期に 売上高で410 億円(13/3 期比122 億円増)、営業利益は42 億円(同26 億円増)を目指している。
・14/3 期について、会社は、売上高が前期比13.7%増の327.0 億円、営業 利益は同5.0%増の17.0 億円と予想している。米国及びアジアでの数量 拡大と円安効果で増収を見込むも、原料価格の高止まりに加えシェア重 視に基づく価格政策等により、営業利益率は低下する見通しである。

中期的な適正株価水準は1,400 円前後を想定
・同業他社比較から、現在の株価バリュエーションはフェアバリューの範囲 内と考えられる。現状のPER13 倍に証券リサーチセンターの16/3 期予想 EPS110.3 円を当てはめると、同社の中期的な適正株価水準は1,400 円 前後が想定される。

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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