自己責任を自覚することが勝ち組への近道

こんにちは、石田です。

 

今日は「自己責任を自覚することが勝ち組への近道」というお話しをしようと思います。

 

もうかなり前に頂いたメールですが、ほぼ原文ママです↓

「石田さんはいつも腹を決めることが重要と言っていましたが、最近その意味がなんとなくわかってきたような気がします。
腹を決めると言うことはトレードの結果責任を自分に持ってくると言うことでは?
<中略>
今までは自分で作ったルールの成績が良くないとストレスがたまり、直ぐにルールを変えていましたが、自分の作ったルールで腹を決めてトレードをするようになって自分の気持ちが結果に振り回されることが少なくなり、冷静に取り組んだおかげで、今までなら途中で変えていた可能性があるルールを守り抜き、昨日3ヶ月くらいで締めて見た時にそれなりに利益を手にすることが出来ました。
<中略>
やっぱりトレードの結果が良くても悪くても自分の責任であれば、良いときは素直に喜べますよね(笑)」
(ほぼ原文そのままです↑)

この方は、私にメールを書きながら幾つかの「気付き」を頭の中で整理したのではないか、と思います。

 

まず一つ目、「自分の作成したルールを勝っても負けても継続する」これはとても重要なことですし、多くのトレーダーが躓くポイント、つまり、なかなか実践できないポイントなのです。

特にこれまで「継続したことによって利益を手にした経験」が無ければなおさらです。

自分が作成したルールが良いものなのか悪いものなのか?不安になり、腹が決まり辛いので、はっきりいって継続は大変だったと思います。

でも、継続することによって初めて「目先のトレード結果には波があり、優位性のあるルールであれば継続することによって、最終的に利益を手にすることが出来る」と言う貴重な経験が出来ます。

すると次からは腹も決まりやすくなり、積極的にリスクが取れるようになるわけですね。

 

そして、もうひとつ「トレード結果は良くても悪くても自分のもの」と言う部分です。

この方は上記↑によって、「自分の作成したトレードルールに腹を決めることが出来るようになった」と感じていますが、私もそう思います。

ここであなたに質問です。

まだ、「トレード結果は良くても悪くても自分のものという、気付きを得ていないトレーダー」が、腹が決まりやすいルールはA・Bどちらでしょう。

A:自分で作成したルール
B:他人が作成したルール

実はこれ、正解は「A」ではなく、「B」なのです。

普通に考えると正解は「A」と思われがちですが、実は違います。

「A」は、上記の方のように「トレード結果は良くても悪くても自分のものという気付きを得たトレーダーが選択する方」です。

トレーダーは何れ「勝ち続けるトレードスタイル」を構築するところまで行き着く1割未満のトレーダーと、ずっと負け続ける9割以上のトレーダーに分類されます。

あなたが上記と同じ条件(まだ気付きを得ていない)にもかかわらず、「A」を選択されていれば、「勝ち組予備軍」と言えるでしょう。

なぜなら、ずっと負け続けるトレーダーは、いつまでたっても「トレードの結果を自分で受け止めることが出来ません。」

これは、トレードで勝つために自分の行ってきた行動に対して自信が無い現われです。

 

つまり、先程の「B」を選択する理由が「最終的なトレードの結果を誰かのせいにすることで腹を決めている」からなのです。

「あのアナリストは絶対上がるって言っていたのに!!」「○○新聞にA銘柄は今後下落基調って書いてあったのに!!」と。

なぜ私がこのように具体的な話が出来るのだと思いますか?

悲しい話ですが、それは、以前私がずっと・・・。

「トレード結果を人のせいにしていたから」です。

 

実は、トレード結果を自分のこととして受け止めるトレーダーが「勝ち組予備軍」となる裏付けがあります。

私はこれまで無料相談やコンサル、コーチングなどを通して数千人単位の投資家やトレーダーとお話しする機会を持ってきましたが最終的に勝ち続けるトレードスタイルを構築したトレーダーは往々にして「気付きを得る前からトレードの結果責任を自分で受け止める傾向にある」のです。

あなたはどうでしょう。

もしもあなたが以前の私と同じであれば、この事実を意識することによってトレードスタイルに変化が出てくるはずです。

今日の話が何かしらの形であなたの今後のトレードに対する考え方に影響を与えてくれるを期待しています。

 

それではまた!

 


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