小僧寿し<9973>昨年の急騰を維持できず株価低迷中…決算発表で株価どうなる?

2021/08/18

 

8/16に第2四半期決算発表を迎えた小僧寿し<9973>。長期的に緩やかな下落傾向にありましたが、2020年夏に急騰しました。

しかし、その急騰を維持することはできず、横這いに推移する75日移動平均線を、25日移動平均線が上下に変動し、株価は低迷しています。

そのような中、第2四半期決算を迎えた同社ですが、ここからどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

小僧寿し<9973>の第2四半期決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(8月上旬~9月上旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:小僧寿し<9973>の第2四半期決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2002年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が5回、下落傾向が15回、変わらずが1回見られます。この数字を見る限り、明確に下落傾向があると読み取れるでしょう。

変動幅を見ると、2020年は非常に大きな上昇幅でした。また、その他の期間に10%以上変動が上下合わせて6回あります。それ以外は、小さな変動にとどまっています。

これを考慮すると、基本的には小幅な下落傾向であるが、突発的に大きく株価が変動するという傾向が考えられます。

よって、過度にどちらかの方向に株価が動くを考えて投資判断するのはリスクが大きいでしょう。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

小僧寿し<9973>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:69円
下値目安:47円

※8/5終値51円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約35.3%、下落幅は約6.8%と考えられます。よって、上値は「69円」、下値は「47円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、6/28につけた高値68円を上抜けします。しかし、直近の動向をふまえると、そこからさらに上昇することへの期待は難しいでしょう。高値を維持できず、再度下落する可能性が高いでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、直近の株価よりも大きな下落にはなりませんが、25日移動平均線が75日移動平均線を下抜けする可能性があります。

もし、そうなると、再び株価が上向くのは難しく、しばらく時間を要することになるでしょう。

このように同社は、まだ低迷の状況をなかなか抜け出すのが難しいと考えられます。突発的に株価が大きく動くことは過去にもありましたら、それを維持できず元の水準か、もしくは適正な株価水準に戻るのが同社の特徴かもしれません。

そういった意味では、このタイミングでの売買は難しいと考えられます。よって、決算前後にどちか一方に大きく株価が動くことを期待せず、様子見するのが良いかもしれません。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2021/8/17時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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