なぜ「集中投資」で…利益を失う個人投資家が多いのか?

2020/10/19

 

上昇を期待して買ったのに、買った直後から上昇せず…仕方ないの損切りをしたら数日後に「ストップ高」という経験をしたことがありますか?

もしくは、なぜか自分が買ったら株価が下がったり、なかなか上昇しなくて利益が出ないという経験をしたことがありますか?

あなたがそのような経験をしているならば、「なぜ、株価が思った方向と反対に動くのか?」と疑問に思ったり、「買った瞬間から、株価が気になって仕方がない」という悩みを抱えているのではないでしょうか?

そこで今回は、この2つの根本的な原因と、その解決方法について解説します。

 

給料数ヶ月分の含み損を抱える典型的パターン


まず、考えたいのは「買った瞬間から、株価が気になって仕方がない」という悩みの原因です。これはなぜ、起きるのでしょうか?

例えば、よく耳にするのは、1銘柄に全力投球した結果、給料数ヶ月分の含み損を抱えてしまい、株価が気になってしまい仕事が手に付かなくなる人の話です。

実は、これが「買った瞬間から、株価が気になって仕方がない人」の根本的な原因であり、典型的パターンでもあります。

なぜなら、このような個人投資家は「運用資金を1銘柄に集中投資」という典型的な誤った投資パターンをしてしまっていることが多いからです。

 

1銘柄に集中投資で10%下落したら…


例えば、このような誤った投資パターンをする個人投資家は、運用資金が1000万円あると、その全てを「1銘柄に集中投資」してしまいます。

当然のことながら、株価が10%下落したら、その含み損は大きなものになります。その下落幅によっては、彼らの給料数ヶ月分が吹き飛ぶということも十分に考えられます。

だから結果的に、株を買った瞬間から、株価が気になって仕方なくなり、相場が開いているときは、片時も株価から目を離せない状況に陥るのでしょう。

そうなると、株価の動向が気になりすぎて、日々の生活も気が気ではなくなってしまいます。それこそ、睡眠もままならないでしょう。

 

勝算が高い銘柄でも集中投資すると…


集中投資は、場面によっては有効な方法ですが、場面によっては、メンタル面だけでなく、現実として「大損失」にもつながりやすいものです。

どれだけ株価が上がる期待があり、勝算が高かったとしても、万が一、大幅下落をすると、相場から退場しなければならないほどの大損失を抱える可能性も十分にあります。

だから、私は原則として集中投資はせず、必ず「分散投資」を取り入れています。運用資金の全てを一銘柄に集中投資することはせず、必ず複数の銘柄に分散しています。

 

銘柄分散は利益が小さいから…もったいない?


これは集中投資で大きな利益を狙おうとしている人からすると不思議かもしれませんが、相場のチャンスのときは、数十銘柄を保有するなど、できるだけ銘柄を分散させます。

銘柄を分散することで、利益が小さくなり「もったいないのではないか?」と思うかもしれません。

しかし、分散することで特定の銘柄への依存度を下げ、リスクを小さくするようにしています。

そうすることで、1銘柄ごとの利益は小さいかもしれませんが、全体の銘柄では大きな利益を狙うことができます。

 

どうやって個人投資家の私が利益を上げられるようになったのか?


だから、私はこのような方法を実践するために、株式投資やトレードを「株価の法則=株価の傾向」で考えるようにしています。私にとって、傾向を知らずにトレードすることは、怖くてできない行為です。あえて危険な末路に飛び込むことだと考えています。

「株価の法則=株価の傾向」で考えることが根本にある結果、リーマンショックがあった2008年からトレードで一度も退場する事なく、安定的に勝ち続けていくことができています。もし、「株価の法則=株価の傾向」で考えていなかったら、きっとこのような結果を残し続けることはできないでしょう。

このような「株価の法則」を知ることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

 

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