ダイナック(2675 東証二部)

2014/09/19

14 年12 月期上期は会社予想を下回ったものの新規出店の貢献により増収増益
受託ビジネスと戦略業態による出店拡大が同社成長を牽引する見通し

業種:小売業
アナリスト:柴田 郁夫

◆ 多業態の飲食店を展開するサントリーグループ企業
・ダイナック(以下、同社)は、「響」「鳥どり」「パパミラノ」等、多業態の飲 食店を展開するサントリーグループ企業である。約50 業態の直営飲食 店の他、全国のゴルフ場など各種レジャー施設のレストラン受託も手 掛けている。
・ブランド力のある業態を生み出してきた業態開発力や本格志向の料 理と接客サービスが同社の強みである。

◆ 14 年12 月期上期決算の概要
・14/12 期第2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高が16,773 百万 円(前年同期比5.5%増)、営業利益が156 百万円(同220.1%増)と増 収増益となったが、同社期初予想との対比では、売上高が98.1%、営 業利益が74.3%と未達であった。
・前期を含めた新規出店分が増収に寄与したものの、既存店売上高が 想定を下回ったことなどが未達の要因となった。

◆ 14 年12 月期の業績予想
・14/12 期業績予想について同社は、売上高35,800 百万円(前期比 6.2%増)、営業利益1,140 百万円(同55.7%増)と期初予想を据え置い た。新規出店分の貢献や既存店の強化により挽回を図る方針である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)でも、前回レポート(14 年4 月発行)の業績予想を据え置き、売上高34,700 百万円(前期比3.0% 増)、営業利益860 百万円(同17.5%増)を見込んでいる。会社予想を 下回っているのは、既存店について慎重な見方をしていることによる。

◆ 中期業績予想
・当センターでは、前回レポートの中期業績予想も据え置いた。受託事 業の拡大と戦略業態等の出店加速が同社の成長を牽引する想定とな っており、16/12 期までの予想成長率は、売上高が年率3.6%、営業利 益が同19.5%を見込んでいる。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。