キタムラ(2719 東証二部)

2013/12/20

14 年3 月期上期は予想を上回る増収ながら前年同期より営業損失が拡大
七五三及び年賀状商戦により巻き返しを狙う

業種:小売業
アナリスト:柴田郁夫

◆ 写真専門店「カメラのキタムラ」等をチェーン展開
・キタムラ(以下、同社)は、写真専門店「カメラのキタムラ」を軸に全国に 1,301 店(13/9 末)をチェーン展開する業界最大手である。

◆ 14 年3 月期上期決算は増収だが想定以上に営業損失が拡大
・14/3 期第2 四半期累計(以下、上期)決算は、売上高67,429 百万円 (前年同期比5.0%増)、営業損失1,015 百万円(前年同期は162 百万 円の損失)であった。期初会社予想との対比では、売上高で3.6%上 回ったものの、営業損失は765 百万円の赤字拡大であった。
・主力の店舗販売事業で、想定以上に好調であったハード部門が増収 に寄与する一方、収益源であるイメージング部門の落ち込みにより損 失が拡大した。

◆ 証券リサーチセンターは14 年3 月期予想を減額修正
・14/3 期予想について、同社は七五三及び年賀状商戦による巻き返し を前提に売上141,000 百万円(前期比1.2%増)、営業利益2,300 百万 円(前期比11.7%増)と期初予想を据え置いた。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、14/3 期上期の実績(セ ールスミックスの変化による原価率の上昇等)を踏まえ利益予想を減額 修正した。修正後の売上高は141,000 百万円(前期比1.2%増)、営業 利益1,850 百万円(同10.2%減)を見込んでいる。

◆中期業績見通し
・当センターでは、14/3 期利益予想を減額修正したことに伴い、前回レ ポートの中期業績予想も利益水準のみ全体的に引き下げたが、売上 高の成長性判断には変更はない。
・中期業績予想修正の背景は、ハード部門が好調な店舗販売事業が同 社の成長を牽引するものの、セールスミックスの変化による原価率上昇 により利益率の改善には慎重な見方が必要と判断したためである。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。