『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(1月）
【TIW藤根靖昊が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“8ヵ月連続で対TOPIXで下回る”
■ 2019年1月度のパフォーマンス結果（月間）は、絶対パフォーマンスで＋2.74％、対TOPIX（パフォーマンスの単純差異）では▲2.17％、対日経平均（同）では▲1.05％であった。
■ 採用中11銘柄の月間での対TOPIXの勝ち負けは、5勝6敗と負け越しであった。対TOPIXプラス寄与銘柄としては、任天堂（7974）+10.61％、マイナス寄与銘柄としては、アニコムHD（8715）▲20.99％、ジンズ（3046）▲11.11％、ステップ（9795）▲8.59％が挙げられる（増減率は対TOPIXパフォーマンス）。内需株のバリュエーションが高い銘柄に調整がかかった形である。
■ TIWモデルポートフォリオは、1）全額投資の前提であること、2）株式β（ベータ）の高い成長銘柄が多いこと、から市場の下落時には脆弱であることは否めない。市場の下落を前提にディフェンシブ銘柄（市場の下落率よりは下落率が低いと考えられる銘柄）を増やすことも検討したが、ValuewithGrowthというTIWの基本思想とは乖離することから、成長銘柄を軸に今後の入替は考えたい。
■ 設定来の累計（2011/12/27からの7年1ヵ月間）では、絶対パフォーマンスで＋306.02％（過去最高は18年1月の430.77％）。TOPIXに対するパフォーマンス（TOPIXを常に100として計算）は、1.88倍とさらに後退した（過去最高は18年5月の2.17倍）。1月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン（過去累計）は9.3％であった。
1月も対TOPIXで後退
出所：TIW
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の３つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時（不定期）銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
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TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。
