今週の注目レポート (12月8日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●東プレ(5975)【 1→ 1】
「上期は主力2事業が揃って大幅増収、仕事量増加から通期計画を上方修正」
18/3期上期決算では主力2事業(プレス関連製品、定温物流関連)が揃って好調となり、通期計画及び配当予想を上方修正したこと、冷凍車のシェア拡大などがポジティブ。同社新計画にはなお上振れ余地があり、プレスの仕事量増加及び冷凍車での高付加価値製品拡大などにより中期的成長余地は大きいとの見方に変化がない中、18/3期TIW予想PER10.8倍など株価指標面も割安から投資評価は「1」を維持する。
予想ROE:12.1% PBR:1.3倍、来期予想PER:10.5倍、来期予想EPS成長率:3%
株価(12/8終値):3200円 Fモデルによる理論株価:4828円(12月4日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。