今週の注目レポート (2月26日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●ブリヂストン(5108)【 2+→ 1】
「計画は営業利益横ばいとなったが厳しい環境下ではポジティブ」
15/12期は前期比8%営業増益で着地。タイヤ販売は国内で苦戦したが、北米を中心に海外が堅調に推移した。海外での数量増、原材料安効果、円安効果で、競争激化に伴う価格下落影響を吸収した。
ただし、暖冬による冬タイヤ低調から計画は若干の未達。とはいえ、年間配当金予想を引き上げた。
予想ROE:13.4% PBR:1.4倍、来期予想PER:8.8倍、来期予想EPS成長率:12%
Fモデルによる理論株価:5972円(2月26日by高田悟)

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。