今週の注目レポート (6月20日)

2014/06/20

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄を3銘柄ピックアップします。

●曙ブレーキ工業 (7238) 【2+ → 1 】
「計画通り北米で黒字が定着。15年3月期も連続で大幅増益の見込み。株価見通しは強気に引上げる」

15年3月期に会社は前期比36%増の営業増益を計画。円安効果は見込まず、国内、タイで減収を見込むが、北米とタイを除くアジアで売上を伸ばし、合理化で増益を確保する。
TIWは会社利益計画過達を予想。為替前提1米ドル102.5円(会社100 円)とし為替で若干増益効果を見た。

予想ROE:8.0%、PBR:1.3倍、来期予想PER:9.0倍、来期予想EPS成長率:+69% Fモデルによる理論株価:565円
(6月18日 by 高田悟)

 

●遠藤照明 (6932) 【2+ → 2+ 】
「今期は収益の反転に期待。株価は依然売られ過ぎと見る。アウトパフォームを維持」

今期の国内は住宅向けで駆け込み需要の反動減が予想される一方、同社の扱う商業施設向けは駆け込みも殆ど見られなかったので増収は確保可能とみる。海外は今期もアジアが牽引する形で、大きな伸びが期待できよう。為替も落ち着きつつある他、製品ミックス悪化も一段落し、クレーム関連損失も減少し、操業度も上がってくることなどから、売上が420億円まで達した時には若干利益の上乗せも可能とみる。

予想ROE:10.0%、PBR:1.0倍、来期予想PER:7.4倍、来期予想EPS成長率:+19% Fモデルによる理論株価:2,407円
(6月19日 by 服部隆生)

 

●KYB (7242) 【2+ → 2+ 】
「今期は一旦踊り場を迎えるが来期以降に期待したい。株価見通しはアウトパフォームを維持」

TIWは次の理由から15年3月期TIW予想ROE7.71%に対し実績PBR0.82 倍の株価水準は評価不足と考える。(1)顧客の海外販売好調による CVT用ポンプ増や販売網強化による市販用SA拡大によりAC事業の一段の伸長が今後見込める。(2)HC事業も市場規模の大きい中国建機向けは回復基調にあり中期的には成長市場の需要を取り込み収益向上が見込める。(3)欧州メーカー向けで四輪車用拡販が進む。などから15年3月期は踊り場を迎えるものの、16年3月期以降は拡大基調が強まると見る。などによる

予想ROE:7.7%、PBR:0.8倍、来期予想PER:8.5倍、来期予想EPS成長率:+17% Fモデルによる理論株価:659円
(6月20日 by 高田 悟) 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
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