今週の注目レポート (9月20日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●ユー・エス・エス(4732)【 2+→2+】
「オークション出品台数は減少も成約台数大幅増加等により業績は堅調」
TIWでは投資評価は「2+」を維持する。その理由は、25/3期スタートの1Qは2桁営業増益、1Qとして営業過去最高益の好決算、1Q決算での通期営業利益計画上方修正と年間配当金予想増配がポジティブであり、25/3期は営業過去最高益更新が見込める、中核オートオークションの収益力が高く、同事業での稼ぐ力を背景とした関連事業の強化・拡大により中期的にも堅調な業績展開が見込めるとのTIWの見方に変化はない、強固なキャッシュポジションから高い株主還元も期待できる、以上を踏まえると25/3期TIW予想PER19.3倍などの株価指標面にも特段割高感はないとTIWでは考える、ことなどによる。
予想ROE:17.3% PBR:3.6倍、来期予想PER:18.8倍、来期予想EPS成長率:3%
Fモデルによる理論株価:1110円(9月17日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
TIWマガジン「投資の眼」 株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。