今週の注目レポート (3月29日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。


●オプティマスグループ(9268)【 新規→1】

「ニュージーランドの既存事業と豪州での新規事業強化によりTIWは高成長を見込む」
目標株価は1,490円とし、投資評価「1」(Buy)でTIWでは新たにカバレッジをスタートする。その理由は、ニュージーランド向け中古自動車輸出を軸とした独自のビジネスモデルを強みに上場以来堅調な業績展開が続いていること、24/3期は昨年末の大型M&Aの効果を除いても大幅増収、大幅営業増益での着地が見込める、ニュージーランドでのバリューチェーンの一段の強化や豪州での新規事業による成長を狙いとした直近3件のM&Aが評価できる、これまで新たな成長に向け足場固めを進めてきた豪州でのM&Aを交えた積極的な攻めの事業展開により中期的に高成長が続く公算が大きいとTIWではみること、更には、株価指標面にも割安感があることなどによる。
予想ROE:18.9% PBR:3.4倍、来期予想PER:10.2倍、来期予想EPS成長率:88%
株価(3/29終値):1,092円 Fモデルによる理論株価:1135円(3月29日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。
算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。