今週の注目レポート (10月14日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●プレミアグループ(7199)【 2+→2+】
「将来成長に向け事業地盤の強化が進む」
同社はファイナンス(クレジット)事業と故障保証事業をコアに上場以来右肩上がりの成長を続けている。足下では主な取引先である中古車販売店及び整備工場と一緒にお客様に豊かなカーライフをお届けすることでオートモビリティ企業として一段の成長を目指している。こうした中、販売店や整備工場向け業務支援サービス強化等により販売店及び整備工場のネットワーク化を進めている。ネットワークは新たなビジネスの創出機会になるとともに取引先との関係強化によりコア事業の一段の伸長に繋がるとTIWではみている。投資評価は「2+」を維持。理由は、足下の業績が堅調、TIWは1Qの計画進捗良好等から23/3期計画上振れを見込むこと、将来成長に向けた取組みが順調なこと、などによる。
予想ROE:31.5% PBR:6.4倍、来期予想PER:15.7倍、来期予想EPS成長率:19%
株価(10/14終値):1,634円 Fモデルによる理論株価:1,191円(10月11日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。