今週の注目レポート (10月7日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ネクステージ(3186)【 1→1】
「既存店の収益力向上と新規出店により高成長が続く」
3Q累計の営業利益は前年同期比50.5%増の大幅営業増益。市場は前年割れも小売販売台数と既存店業績を大幅に伸ばす、強化を図る買取台数の大幅増などが評価できる好決算となった。TIWは22/11期計画上振れ、23/11期は営業過去最高益更新を見込むこと、株価指標面にも特段割高感がない(22/11期TIW予想PER20.0倍、過去3カ年の高値平均PERは22.6倍)ため投資評価は「1」を継続。目標株価は3,700円を維持し、今後の取材や来期業績予想の再見直し等により必要があれば上方に見直すこととする。
予想ROE:27.8% PBR:5.0倍、来期予想PER:15.5倍、来期予想EPS成長率:30%
株価(10/7終値):3,030円 Fモデルによる理論株価:3,114円(10月4日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。