今週の注目レポート (12月10日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●クレスコ(4674)【 2+→1】
「上期の営業利益は受注改善、生産性向上等から大幅増益となり過去最高」
22/3期上期(4-9月)の営業利益は前年同期比47.6%増の20.2億円となった。コロナ影響を強く受けた前年からの主要顧客を中心とした受注改善から同9.7%増収となったことに加え、生産性向上や不採算プロジェク極小化等から大幅増益、過去最高益となった。なお、期初の同社営業利益予想に対し上期は約3億円超過達成。順調な計画進捗、豊富な受注残等からTIWは22/3期通期計画の上振れを予想。目標株価は2,730円とし、投資評価を「1」へ引き上げる。
予想ROE:15.2% PBR:2.2倍、来期予想PER:13.7倍、来期予想EPS成長率:7%
株価(12/10終値):1,987円 Fモデルによる理論株価:2,691円(12月9日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。