『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(1月)
【TIW藤根靖昊が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“相模様眺めに終始した1カ月”
■ 2021年1月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+0.52%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+0.30%、対日経平均(同)では▲0.28%であった。
■ 年明け後の上昇局面では、対TOPIXではやや劣後したものの、月末の市場急落においては、比較的堅調な株価推移となり、結果的には僅かにTOPIXを上回った。前年はややバタバタと動きすぎたことへの反省と、相場の流れを読みきれずに模様眺めを続けた結果、1月中は入替は無く、月末時点の採用銘柄数は16銘柄で変わらない。
■ 月末時点の銘柄(16銘柄)の月間の対TOPIXの勝ち負けは、9勝7敗であった。対TOPIXにおけるプラス寄与では、ネクステージ(3186)+11.42%、オープンハウス(3288)+11.12%、マイナス寄与が大きかったのは、 Hamee(3134)▲12.03%、任天堂(7974)▲8.20%であった。(パフォーマンス数値はいずれも対TOPIX)。
■ 2月は、1)3Q決算を踏まえて業績回復銘柄に着目するとともに、2)マーケットの下落がさらに広がるようであれば売り込まれた高成長銘柄の採用を検討したい。
■ 設定来の累計(2011/12/27からの9年1ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+519.43%と過去最高を更新(従前の最高は前月の+516.21%)。TOPIXに対するパフォーマンス(TOPIXを常に100として計算)は、2.48倍と前月(2.47倍)から僅かながら改善した。ただし、1月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン(過去累計)は10.5%と前月(10.6%)から0.1%悪化した。
出所:TIW
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時(不定期)銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
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TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。