今週の注目レポート (5月31日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●Cominix(3173)【 1→1】
「柱の切削工具中心に業績は堅調、20/3期は連続で増収増益、増配を計画」
売上高で6割強を占める柱の切削工具事業好調が牽引し19/3期は大幅営業増益での着地となったが、切削事業のみならず全ての事業が増収増益となったことが評価できる。20/3期も連続で増益、増配の見通しである。更にはテクニカルセンター設立に続き、18年7月には新基幹システムの稼働、名古屋ロジスティクスセンターの開設と一段の飛躍に向けての基盤も整い中期的にも堅調な業績が見込める中、株価指標面も割安から投資評価は「1」を維持する。
予想ROE:13.0% PBR:1.1倍、来期予想PER:6.7倍、来期予想EPS成長率:20%
株価(5/31終値): 848円 Fモデルによる理論株価:1,633円(5月30日by高田悟)

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。