今週の注目レポート (5月17日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

 

●横河電機(6841)【 2+→2+】
「20/3期も制御の収益向上が見込める。株価の見方は従来通り」
19/3期は、売上4,037億円(前期比1%減)、営業利益345億円(同6%増)。営業利益は4Q(1-3月)に海外で税金支払いの発生など一時的費用が出たこともあり未達ながら、受注は期末に大口のシステムプロジェクトを獲得し計画を120億円超過達成。主力の制御は増収増益で、営業利益率も向上している他、インド、北米、中東を中心に受注も大きく伸びており、総じて良好な決算内容とTIWでは捉えている。
予想ROE:9.5% PBR:2.0倍、来期予想PER:18.1倍、来期予想EPS成長率:10%
株価(5/17終値):2,113円 Fモデルによる理論株価:1,753円(5月13日by服部隆生)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。