ツルハH<3391>昨年から下落トレンドに入り、一時14,000円台だった株価が直近6,000円台まで下降中…決算発表で株価どうなる?

2022/06/20

 

6/21に本決算発表を迎えるツルハホールディングス<3391>。昨年14,000円台まで上昇した株価が、現在6,000円台まで下落しています。

昨年末から典型的な下落トレンドに入り、ようやく25日移動平均線が横ばいに推移し、下落が一段落したように見えます。しかし、更に下落する可能性も見え、まだ気を緩められない状況でもあります。

そのような中、 決算発表を迎える同社ですが、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ツルハホールディングス<3391>の本決算前後の株価動向は?


では、同社の株決算を挟んだ1ヶ月間(6月中旬~7月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ツルハホールディングス<3391>の本決算前後の株価動向

※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2006年から2021年の株価の推移を見ると、上昇傾向が11回、下落傾向が5回見られます。この数字を見る限り、この時期に上昇しやすい傾向があると考えられるでしょう。

変動幅を見ると、10%以上の変動が上下合わせて8回見られます。その中には、15%以上の変動が3回あります。5%以内の変動は、4回にとどまっています。

これらをふまえると、同社の株価はこの時期に比較的変動しやすいと考えられるでしょう。なお、2017年以前は明らかに上昇傾向がありましたが、短期的に見ると2018年からは下落傾向にあります。

大きく動くときは、大きく動くだけに、傾向が捉えにくい難しい動きをすることが想定されるかもしれません。

では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ツルハホールディングス<3391>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:7,390円
下値目安:6,170円

※6/10終値6,710円を基準に計算

これまでの株価を分析した結果を見る限り、上昇幅は約10.1%、下落幅は約7.9%と考えられます。よって、上値は「7,390円」、下値は「6,170円」が目標株価と考えられるでしょう。

上値の目安に到達した場合は、直近6/1につけた高値7,280円を越えます。そうなると、ここから上昇に転じる可能性があるでしょう。

しかしながら、まだ25日・75日移動平均線の下位を株価が推移していますので、各移動平均線を上抜けするまでは、上昇一辺倒ではなく、横ばいに推移する場合もあると考えておくと良いでしょう。

反対に、下値の目安に到達した場合は、年初来安値を更新します。そうなると、現在の小康状態から再度下落に転じていく可能性が出てきます。

更なる下値の目安となる抵抗線の材料に乏しく、下値の目安に達した場合は、そのまま下落トレンドが続き、更に低迷するかもしれません。

このように同社は、長期的に見ても下落傾向あるところに、更に下落する可能性がある状況です。特に、この時期は、株価が変動しやすい傾向があるので、年初来安値更新も十分に考えられます。

そうなると、下値の抵抗線が見当たらないだけに、リスクが大きい状況に陥るかもしれません。

そういった意味では、ここはムリに売買することなく、この決算前後で、どのような動きを見せるか、様子見してから売買の判断をするのが良いでしょう。

ぜひ、このような情報をもとに、あなたの投資スタンスを決めてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2022/6/17時点の株式市場の状況をもとに執筆しました。年初来高値などの更新日や移動平均などの記載については、誤差が生じる場合がございます。予めご了承くださいませ。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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