加入者続々!「iDeCo」の活用法(日本)

<今日のキーワード>加入者続々!「iDeCo」の活用法(日本)

2017年1月以降、加入者が大幅に増加している注目の制度「iDeCo(イデコ)」をご存知ですか?
「iDeCo」とは、個人型確定拠出年金の愛称です。
なんと、掛金額が所得控除!運用中の利益が非課税!など様々なメリットがあります。今年に入り注目度が高まっている「iDeCo」について、最近の動向と活用法についてみていきます!

【ポイント1】今年に入り、加入者が増加中

毎月5千円から始められる資産形成

 

■「iDeCo」の加入者は昨年末で約30万人でしたが、今年4月には約49万人に増加しています。今年1月に「iDeCo」の加入対象者が広がり、20~60歳の国民年金加入者のほぼ全員が加入できるようになったことがきっかけとなりました。

■豊かで楽しい老後を過ごすため、“資産形成”が関心を集めています。「iDeCo」はそんなニーズにぴったりの制度と言えます。その主な理由は、①毎月5千円と少額から始めることができる、②月々の積み立てによる時間分散効果が活かせる、③節税効果が期待できるなど、手軽でお得であることが挙げられます。また、会社員の人は原則給与天引きとなるなど、利便性も高い制度です。

 

【ポイント2】掛金や運用益の非課税などのメリットが!

加入時の手数料や、口座管理料などのコストはかかる

 

■「iDeCo」では、①掛金額が全額所得控除の対象、②運用中の利益(投資信託の値上がり益や分配金、預金の利息等)が非課税、③受取り時には、受取り方法により退職所得控除や公的年金等控除が適用、等の税制上のメリットがあります。

■一方、加入時の手数料や、口座管理料等の費用が掛かります。また、60歳までは原則払い出しができません。こうしたデメリットよりもメリットの方が大きいと考えられます。

 

 

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【今後の展開】未来の自分のために!節税しながら賢く資産形成を!

 

■「iDeCo」での運用商品選択状況をみると、預貯金が4割と加入者の手堅さが窺われますが、“資産形成”を考えていく中で預貯金以外の資産に目を向けてみると「iDeCo」のメリットをさらに活かすことができそうです。例えば、投資信託等で預貯金の利率を上回る運用できた場合には、運用益が非課税となるメリットをさらに活かすことができます。節税メリットを最大限に活かすには、投資信託での運用も賢い選択肢の1つになりそうです。「iDeCo」を活用して賢く節税をし、コツコツ積み立てることによって、未来の自分の豊かな生活が思い描きやすくなりそうです。

★「iDeCo」について、詳しくは弊社HPをご覧ください。http://www.smam-jp.com/useful/ideco/index.html
 

(2017年 6月 12日)

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