「AI」で生活はますます便利に!(日本)
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「AI」とは、英語のArtificial Intelligenceの略で、日本では人工知能と訳され、1950年代から世界的に研究が進められています。最近の「AI」は、ビッグデータを活用し、ディープラーニングといわれる学習法により、飛躍的に進歩を遂げつつあります。また、“IoT”の進化も伴って、私達の身近な製品でも「AI」の活躍を見ることができるようになりました。今後も「AI」の活用が広がることにより、私達の生活はますます便利になりそうです。 |
【ポイント1】ビッグデータの活用や、ディープラーニングによる進歩
直感力を磨き、ポーカーでも勝利するように
■これまでの「AI」は、人間が前提となる条件や情報を用意・入力する必要がありましたが、最近の「AI」は情報を処理する過程でビッグデータ(膨大なデータ)を活用し、ディープラーニング(深層学習)といわれる人間の神経構造を模した学習法により、自ら知識を習得することができるようになり、急速に進歩しました。
■例えば、昨春、差し手が天文学的な数値となる囲碁で「AI」がプロ棋士に勝利し、世界的なニュースとなりました。また、「AI」が直感力を磨いたことにより、相手の手札が見えないことで展開を読むのが難しいポーカーでも一定の条件下でプロに勝利したとの研究結果が、つい先日発表されました。
【ポイント2】“IoT”により、ますます繋がる
身近な家電でも“IoT”の進化が見られる
■「AI」を飛躍的に進化させた技術では、ビックデータの他に、パソコンやサーバーなどIT関連機器に限らず、あらゆるモノがインターネットで繋がる“IoT”(Internet of Things、モノのインターネット)が挙げられます。
■例えば、1月に米国・ラスベガスで開催された世界最大級の家電見本市では、内蔵された大型ディスプレイからオンラインショッピングができたり、話しかけることで情報収集ができる冷蔵庫が展示されるなど、日常で触れる機会の多い家電でも“IoT”の進化が見られています。
【今後の展開】様々な技術が「AI」によって実現し、私達の生活はますます便利に!
■「AI」は、「AI」自身が考える機能を持つようになったことにより、人間と会話できる製品が登場しています。加えて、画像認識の精度が向上したことにより、表情や体調を読み取り、それに応じて快適な生活をサポートする機能が提案されています。また、人の好みを学習し、小説や映画、音楽などを創作したり、体調管理と合わせて食事の献立を提案できるようになると考えられています。「AI」は今後、ますます私達の身近で目に見える形で活躍するようになりそうです。
(2017年 3月 8日)
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