ソフトバンクグループの上期の最終損益は1兆円を超す黒字に

3月決算企業の上期決算発表集計

10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算発表も終盤です。しかし、今週も多くの企業が決算を発表しています。12日も清水建設(1803)や鹿島建設(1812)、ヤクルト本社(2267)、出光興産(5019)、太平洋セメント(5233)、住友金属鉱山(5713)、東京エレクトロン(8035)、光通信(9435)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算を発表しています。

そのなかでもマーケットの関心が高かったのが、ソフトバンクグループや東京エレクトロンの決算発表です。ソフトバンクグループの上期の最終損益は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の保有する投資先の企業価値が向上したことで1兆53億円の黒字となり、前年同期の1兆4,087億円の赤字から一転して黒字に転換しています。また、東京エレクトロンは生成AI(人工知能)向け半導体の旺盛な投資需要が見込まれることなどから、通期の営業利益の見通しを上方修正しています。

 
3月決算発表企業の上期決算発表集計(11月12日発表分)はこちらからチェック

もう一つのヒント

11月14日の決算発表スケジュール

3月決算企業の上期決算発表も終盤ですが、明日もまだ多くの企業の決算発表が予定されています。14日は日本郵政グループ3社やSMC(6273)、3メガバンク、第一生命ホールディングス(8750)、T&Dホールディングス(8795)などが決算を発表する予定です。

 
3月決算銘柄の上期決算発表スケジュール(11月14日)はこちらからチェック

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