3月決算企業の第3四半期決算発表集計
3月決算企業の第3四半期決算発表が先週から本格化しています。2月8日も取引時間中や昼休み時間中に大成建設(1801)や清水建設(1803)、東レ(3402)、SUBARU(7270)、NTT(9432)などが決算を発表したほか、引け後も富士フイルムホールディングス(4901)や住友金属鉱山(5713)、日産(7201)、ホンダ(7267)、ニコン(7731)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算を発表しています。
そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上昇したのがSUBARUです。主力の米国で販売が好調に推移していることや、想定為替レートを円安方向に見直したことなどから4200億円とみていた通期の営業利益の見通しを4500億円に上方修正したことで決算発表後に株価が大きく上げ幅を広げています。一方で大型の建築工事の利益率の悪化を受けて通期の営業損益の見通しを575億円の黒字から330億円の赤字に下方修正した清水建設が決算発表後に急落となっています。
もう一つのヒント
2月13日の決算発表スケジュール
3月決算銘柄の第3四半期決算発表もいよいよ終盤ですが、来週も多くの企業が決算を発表する予定です。13日も鹿島建設(1812)や日清食品ホールディングス(2897)、出光興産(5019)、SMC(6273)、ヤオコー(8279)、光通信(9435)などが決算発表を予定しています。