6月26日の米国市場では、ナスダック総合株価指数が2月19日以来およそ4ヶ月ぶりに終値で2万ポイント台を回復し、年初来高値を更新しました。
そこで、今回は、ナスダック総合株価指数を構成する銘柄のうち、年初来騰落率の上位10社(※当社取扱銘柄)と時価総額上位10社のパフォーマンスを振り返ります。
年初来騰落率ランキングのトップは、漢方薬に特化した香港のバイオテクノロジー企業、リジェンセル・バイオサイエンス・ホールディングス[RGC]で、年初来の騰落率は15,122.6%となりました。ただし、同社は現在も研究・開発段階にあり、設立以来一度も収益を計上していません。また、全体の約6%と浮動株が少ないことが、株価の極端な変動要因と見られます。
このほか、暗号資産のATMネットワークを運営するビットコイン・デポ[BTM]も、年初来騰落率が245.7%と大きく上昇し、ランキングに名を連ねています。
時価総額上位10社に目を向けると、トップのエヌビディア[NVDA]は年初来で15.4%の上昇と、調整局面を乗り越えて堅調なパフォーマンスを維持しています。また、政府や民間企業向けにビッグデータ解析を提供するソフトウェア企業、パランティア・テクノロジーズ[PLTR]は年初来で90.7%上昇し、時価総額ランキングで10位に食い込んでいます。その他、ネットフリックス[NFLX]も46.6%の上昇と好調です。
一方で、アルファベット[GOOGL]は年初来で-8.3%、アマゾン・ドットコム[AMZN]は-1.0%と軟調であるほか、アップル[AAPL]は-19.7%と大きく下落しています。
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