【米国株】マクドナルドが投資判断引下げで下落 ダウ平均構成銘柄のアナリスト評価を総点検

2025/06/11

6月10日の米国株式市場では、ダウ平均構成銘柄であるマクドナルド[MCD]の株価が、アナリストによる投資判断の引下げを受けて1%超下落しました。引下げを行ったアナリストは、米国で肥満症治療薬をダイエット目的で使用する人が増えており、それに伴いマクドナルドの売上が減少する可能性があると指摘し、同社の格付けを引き下げました。
市場では、アナリストによるレーティングの変更が株価に影響を与えることがしばしばあります。そこで今回は、アナリスト・レーティングの変化に着目し、ダウ平均構成銘柄の中から過去1ヶ月間でレーティングがポジティブに変化した上位5銘柄と、ネガティブに変化した下位5銘柄を抽出しました。

評価がポジティブに変化した上位5銘柄は、アイビーエム[IBM]、キャタピラー[CAT]、ゴールドマン・サックス[GS]、コカコーラ[KO]、ボーイング[BA]でした。一方、評価がネガティブに変化した上位銘柄には、前述のマクドナルド[MCD]に加え、CEOの突然の解任や通期業績見通しの撤回を受けて格下げとなったユナイテッドヘルス・グループ[UNH]のほか、ジェイピー・モルガン・チェース[JPM]、マイクロソフト[MSFT]、メルク[MRK]などが含まれます。また、現時点でアナリスト・レーティングの評価が最も高い上位5銘柄もリスト化しました。

なお、リストのアナリスト・レーティングは複数のアナリストの意見を集約して数値化したものであり、今後の株価パフォーマンスを保証するものではありません。市場環境や企業業績の見通しが変化すれば、これらの判断が見直される可能性がある点にはご注意ください。

 
ダウ平均構成銘柄のアナリスト・レーティングの変化と直近(6月11日現在)の上位銘柄はこちらからチェック

マネックス証券株式会社
マネックス証券「投資のヒント」   マネックス証券株式会社
マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部の山口慧太と岡功祐が銘柄選びのお手伝いをします。
・当社は、本レポートの内容につき、その正確性や完全性について意見を表明し、
 また保証するものではございません。
・記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、
 勧誘するものではございません。
・過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
・提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
・当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。
・投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
・本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに
 転用・複製・配布することはできません。
・内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産等取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

このページのトップへ