リスク管理を制するものはトレードを制す
こんにちは、石田です。
さて、9月に入りましたね、最近は明らかに朝晩の気温が下がっているように感じます。
気温の変化が激しくなれば体調も崩しやすくなりますので、お気をつけください。
また今年もコロナがまだまだ収まりそうにないですから、今のうちから最大限のリスク管理をしておきたいと思います。
リスク管理といえば、皆さんは当然トレードのことを思い浮かべると思います。
私もトレードにおいての「リスク管理は最重要!」だと思いますし、「リスク管理を制するものはトレードを制す!」と考えています。
今日はこのコラムで「どれほどリスク管理が大切なのか?」と言うお話をしようと思います。
その話によって皆様に新たな気付きがあると嬉しいです。
□ スタイルの垣根を越えるリスク管理
皆さんもご存知の通り、トレードスタイルにはさまざまなものがあります。
大きく分ければシステムトレードと裁量トレード2つに分かれますが、両者それぞれにもにいくつかのパターンが存在します。
例えば裁量スタイルですが、ファンダメンタルズを最重要視するトレードスタイルでは、往々にしてテクニカルを否定する傾向が見られます。
逆にテクニカルを最重要視するトレードスタイルでは「ファンダメンタルズはテクニカルに全て集約されている」と考えるトレーダーが多いですね。
その証拠にアナリストが良く使う「織り込み済み」という「都合の良いキーワード」があります(笑)
つまり、何かの材料(ファンダ)によって、あるマーケットが上昇しそうだと言う話があったとした場合に、実際にそのマーケットが上昇しなければ、そのネタは織り込み済みであったと解説するわけです。
ちょっと話がそれましたが、結果的にテクニカルでは「チャート上にそれら全てを集約したものが現れている」と考え、指標等を重視してエントリーやエグジットを決めていくわけです。
また裁量トレードスタイルの中で、現物株などでよく用いられる「買い増し(買い下がり)」と言う手法があります。
株が安くなったところで購入資金の1部だけを使って買い、さらにマーケットが下がれば残っている資金で追加買いをする手法です。
これは株を分割して購入する事によって「買い平均値を下げる」目的があるわけですが、さらに計画的且つ戦略的に買い増して行く「ナンピン(倍ナンピン)」と言う手法もあります。
さすがにこの「ナンピン」と言う手法は「マーケットが下がり続ければすごい勢いで含み損が拡大し、一気に破滅に追い込まれる」為に、多くのトレード書籍でタブーとして取り扱われ、「ナンピンなんてするもんじゃない、ナンピンするくらいなら損切りしろ!」と言われるわけです。
で・・・。
ここまでいくつかの手法についてお話しましたが、お気付きの通りこれら全て「エントリーに対する考え方やアプローチが違う」のです。
つまり一般的に言う、「トレードスタイルが違う」と言う事です。
そして、トレーダーは他のトレードスタイルを否定し、自分のトレードスタイルを公定する傾向があります。
しかし、以前から何度もお伝えしている通り、実際には「どのようなトレードスタイルも価値は同じ」であり、「どのスタイルが一番儲かる」などと言う定義は存在しません。
と言う事は逆に「どのスタイルが一番良くない、儲からない」と言う定義もなく、全て平等なのです。
つまり、どのようなトレードスタイルであっても「構築の仕方次第で全て儲かるトレードスタイルにすることが出来る!」ということです。
これは先ほど危険な例として取り上げた「ナンピン手法」であっても同じ事、全てはルール次第です。
ここでよく考えてください。
どのトレードスタイルでも良いという事は、「具体的なエントリールールの内容はある意味どうでも良い」と言う事です。
それなのにナゼ、「儲かるトレーダーと損するとレーダーが出てくるのでしょうか?」
それがズバリ!
「リスク管理ルールの差」なのです。
リスク管理をどの程度重要視しているのか、これがトレードの結果の差なのです。
皆さん、ご存知の通り、全てのトレードで勝利する事はできません。
全てのトレードのうち、何度かは負けて、何度か勝って、それらのトータル損益の差がプラスであれば勝ち(利益)となります。
リスク管理を重要視し、理にかなったリスク管理ルールを作成し、それを正しく実行する事によってこの「差額を生み出す事ができる!」のです。
もちろん、トレードスタイルそれぞれに対して「様々なリスク管理の形」があります。
それは自分のトレードスタイルに応じたものを模索し、考えていかなければなりません。
でも「リスク管理」と言う概念、行為そのものは、トレードスタイの垣根を越えて、「全てのトレードスタイルに共通する、超重要項目」なのです。
あなたのトレード成績が思わしくないのであれば、一度自分のトレードスタイルの「リスク管理にまつわる部分」を見直してみましょう。
時間をかけてあなたのトレードスタイルにあった形でカスタマイズしてみてください。
これは時間を割くだけの価値がある行動です!
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その投資法は、株価が下落しても気にせず、損切りせずに毎年20%の利益を狙っています。しかも、難しいことなど一切していません。
もちろん、年利20%というのは目指す数字であり、年利20%が絶対ではありません。当然ながら相場状況によって利回りは変動しますので。
そうは言っても、私自身の経験上、年利20%を毎年目指していけます。
では、一体どうやって損切りをせずに年利20%を目指すというのか?
ただ、ナンピンのように買い下がっているだけじゃないのか?
そのサインとやらは一体なんなのか?
今、あなたの頭には、色々と疑問が浮かんでいると思います。その疑問に答えているインタビュー映像があります。
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