トレードで後悔のない充実した日々を送る

2021/08/20

こんにちは、石田です。

さて、お盆&夏季休暇も終わり、お勤めされている方の多くが今週から仕事&トレードを再スタートされていると思います。(サービス業の方はこれから振り替え休暇ですね)

今年の夏はちょうど「東京オリンピック」と重なりましたので、休みの間中、TVにかじりついていた方も多いのではないでしょうか?

各国の選りすぐられた代表選手たちの戦いは、見ているものを熱く、興奮させますね。

彼らは結果がどうあれ、あの舞台に上がることができるほど努力を積み重ねてきたわけですから、戦っていることだけで感無量でしょう。

「非常に充実した時を過ごしている」と思います。

時間だけは止まってくれませんから、私達も選手達と同じく後悔のない充実した日々を送りたいものです。

ということで・・・。私たちのフィールドはマーケットですから、今日は「トレードで後悔のない充実した日々を送るためにはどうしたらよいか?」ということについてお話ししておきたいと思います。

このテーマについて考えることは意外と重要です。

なぜなら、「マーケットで負けることなく勝ち続けることはできない」わけですから、自分がどんなに嫌でも「負ける場面が来る」わけです。

何も考えていなければ、負けに直面した場面で「後悔する」しか選択肢はないのです。

「ああ・・・。絶対に上がると思ったんだよね・・・。」「こんなことならやらなきゃよかった・・・。」「なぜ?この抵抗ラインは抜けるはずがないのに・・・。」と。

しかし、負けを受け入れることさえできれば「目の前の損失に後悔することはない」ので

「勝っても負けてもトレードを行って充実した日々を送ることができる」のです。

もちろん、最終的には勝たなければトレードをやっている意味がありませんから、その部分を踏まえて「充実した日々を送ることができる体制作り」をしなければなりません。

あなたがどのような心持でマーケットに挑んだとしても「勝ったり負けたりするその事象は変化しません。」

つまり、どんなにモチベーションを上げてトレードに臨んだからと言って「負けないわけではない」のですから、ここでは技術よりも「メンタル」の部分が重要となってくるわけです。

では、どうすればトレードを行いながら充実した日々を送ることができるか?について3つのポイントをお話しします。

これは裁量トレードであろうがシステムトレードであろうが共通した部分となります。

1:これから取り組むトレードスタイル、手法に対して腹が決まるまでスタートしない!

ほぼ、これに集約されます。

・本当に勝てるかな?

・大丈夫かな?」

という気持ちが残っている状態でスタートを切ると、必ず負けた時に「ほら、やっぱり負けた!」と、自分の後悔する気持ちを増幅させる感情が湧いてしまうのです。

腹が決まるまで絶対にトレードすべきではありません。

2:腹を決めるために、これから取り組むトレードスタイル、手法を“完全理解”する!

上記を補足する重要な部分で、トレードは最終的に勝つために行うものです。

つまり、そこに「勝つための理論」が存在しなければ、トレードスタイルや手法として「まだ完成形でない」ことを意味します。

自分の行うトレードは「なぜ勝てるのか?」を“完全理解”するように努めましょう。

この段階で

・あれ?こうなった時は勝てないな

・自分の考えていたプロセスと異なるぞ

という部分があれば、「勝つ理論が完成するまで再構築を繰り返す」ようにします。

勝つ理論が完成した時点でその理論を完全理解したこととイコールとなります。

3:自分が継続できるトレードスタイルかどうかを確認する!

こちらも上記の補足となります。

勝つ理論が理解できても、

・タイムフレーム

・資金

・トレードに対する感情

が、自分仕様にカスタマイズされたトレードスタイル、手法でなければ絶対に継続はできません。

自分の生活ペースで対応が可能なタイムフレームでなければ、気づいた時に損失が拡大していたり、利食いが遅れてしまったりということにつながるでしょう。

また、自分の持てる投資資金目一杯でトレードを行っていれば損失が連続した場面で、目減りした資金を前に次の仕掛けを躊躇してしまうかもしれません。

また、これまでトレードで負けていた場合、その損失額次第では、自分の置かれている立場や「もう損失は出せない」という感情が入り混じり、普通のトレーダーが注文を出せる場面で同じようなトレードが出来ない精神状態になる場合もあります。

これでは、せっかく「勝つ理論のトレードスタイルであっても継続ができない」ことになります。

大切なことは「継続しなければ勝てない!」という、本当の意味を理解することです。

これら3つの大切なポイントを抑えた時点で、自動的に「損失を受け入れた」ことになりますので、トレード結果に一喜一憂することはなく、「充実したトレードライフを送ることができる」ようになります。

「そこまでしなきゃならないの?」という声が聞こえてきそうですが、そうですとしか答えようがありません。

「ちょっと試しで・・・。」「練習を兼ねて・・・。」「マーケットに慣れるために・・・。」という主旨でスタートされたトレードが良い結果を残すことは絶対にありません。

そこまで考えていなかったのであれば、良い機会です。

これを機に「自分のトレードライフは充実しているか?」「損失が出るたびに後悔を繰り返していないか?」上記のポイントに沿って見つめなおしてみてくださいね。

 


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