信和(3447)上場来最高

2025/11/06


2025年11月6日、建設工事現場で用いられる仮設資材の製造・販売・施工及び物流機器の製造・販売を展開している信和は、2026年3月期第2四半期(中間期)の実績を発表している。売上収益及び利益水準の双方で上場来最高が更新されていることが明らかになっている。更には、通期の会社予想が増額修正されており、期末配当も増額(16.0円 → 18.0円)されている。同社が示唆するところに鑑みれば、物流機器部門における大型物流倉庫関連案件の売上収益の増収が大きな影響を及ぼしている模様である。仮設資材部門の売上収益は前年同期との比較で概ね同水準を維持するに留まっているのだが、第3四半期(10-12月)より海津建設株式会社を新たに連結決算の対象とすることによる寄与が始まる。中期経営計画(2025年3月期~2029年3月期)の基本戦略として掲げられている通り、既存事業とのシナジー創出が期待できる M&Aが着実に実施されていると考えられよう。弊社では、同社の決算説明会(開催予定:11月25日)に出席するのに引き続いて同社の経営陣との取材を通して更なる詳細を把握することを予定している一方、その内容に鑑みて同社の「企業レポート」を更新し改めてリリースすることを計画している。

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