ダイドーグループHD(2590)の第2四半期累計期間は、海外飲料・医薬品関連・食品事業の売上は堅調に推移、国内飲料・海外飲料事業は収益改善により増益

2018/10/04



btn03_hvdbtn01_hvdbtn02_hvd

説明会開催日:2018年8月28日
代表取締役社長 髙松 富也氏

◎決算概要
・売上は前年同期比0.2%増の869.9億円、営業利益は3.8%増の32.7億円
・海外飲料事業、医薬品関連事業、食品事業の売上高は堅調な推移
・国内飲料事業と海外飲料事業の収益改善による増益
・国内飲料事業は販売数量が減少したものの、自販機にかかる費用を中心に、販売費・一般管理費が減少
・通信販売チャネルの伸長も業績に寄与
・通期売上は前期比1.5%増の1,752.2億円、営業利益は17.4%増の57.4億円を予想

 

◎セグメント別概要
▽国内飲料事業
・国内飲料事業の売上高は前期比2.6%減(自販機チャネルは3.3%減)
・小売業界の変化による自販機と競合するチャネルの増加や、コーヒー飲料におけるPETボトルへのシフトの影響を大きく受ける
・自販機固定費低減、関連費低減は着実に取り組みが進む
<課題と今後のアクション>
・缶コーヒーの活性化に向け、「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」のパッケージを刷新するとともに、新たなスタンダードをめざした「ダイドーブレンドコーヒーギンレイ」を新発売
・新規優良ロケーション獲得に向け、課題解決型提案営業を強化
・自販機へのIoT機器の計画的な展開
▽海外飲料事業
・トルコ飲料事業は現地通貨ベースの売上高が高い伸長
・マレーシア飲料事業は健康志向に対応した製品ポートフォリオの見直しを実施
・ロシア飲料事業の自販機オンライン化への対応は計画通りに進捗
<課題と今後のアクション>
・マレーシア・ロシア・中国における改革の加速
・日本のノウハウを活用した「高い品質」の商品開発
▽医薬品関連事業
・2020年の関東新工場の稼働に向けて、組織的提案営業を加速
・新規・既存ともに受注が好調に推移し増収に寄与
・関東新工場の稼働に向けた体制を整備
<課題と今後のアクション>
・今後の受注増に対応するための追加人材投資
・新工場稼働までの安定供給に向けた奈良工場への設備投資
・関東新工場の稼働を見据えた商品開発体制・品質管理体制の強化
▽食品事業
・新機軸の商品提案が奏功し大幅増収
・「たらみ」ブランドの価値向上に向けたマーケティング投資の実行
・販売好調による工場稼働率の上昇により、人材確保のための労務費が上昇
<課題と今後のアクション>
・ブランド価値訴求・商品価値訴求の強化
・美容軸・ヘルシー軸の新商品展開
・7月の西日本豪雨の影響による配送体制の整備

 

◎次期中期経営計画の策定状況
・2030年のありたい姿(長期ビジョン)を策定し、バックキャストで最初の3年間を新中期経営計画期間とする
・取締役会以外の場においても、当社グループの持続的成長の実現に向けて、以下のテーマを中心に、経営戦略の大きな方向性に関する議論を深めている
①「自販機ビジネスモデル」のサスティナビリティーへの重要課題
②グループ全体の事業ポートフォリオのあり方
③成長戦略を推進するための人材投資のあり方

 


株式会社i‐Cue(アイキュー)
上場会社が投資家向けに実施する会社説明会。ほとんどの会社では、トップの社長から、直接成長ストーリーや将来ビジョンについての説明を聞くことができます。個人投資家にとって、投資判断を左右する情報を読み取れる欠かせない機会となっています。
【各企業の動画一覧ページはこちら】
免責事項
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。
運営会社:株式会社i‐Cue(アイキュー)
Copyright 2015 i‐Cue Inc.All Rights Reserved.