シキボウ(3109)の通期決算は、売上高は、繊維セグメントの市況回復、航空機用途の順調な回復、コロナ禍からの回復に伴って好調なリネンサプライ事業により増収。営業利益は、各種製造コストの上昇、急激な円安による海外からの仕入価格上昇が利益を圧迫

2023/06/27



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説明会開催日:2023年6月2日
代表取締役 社長執行役員 尻家 正博氏

 

◎決算概要
・売上は前期比6.2%増の378.9億円、営業利益は10.2%減の12.1億円
・売上高は、繊維セグメントの市況回復、航空機用途向け部品の順調な回復、コロナ禍からの回復に伴って好調なリネンサプライ事業により、増収
・営業利益は、原材料、エネルギーなど各種製造コストの上昇、急激な円安による海外からの仕入価格上昇が利益を圧迫
▽繊維セグメント 〔売上は前期比7.0%増の199.3億円、営業損失は6億円 (前期は△4.8億円)〕
<原糸販売>
・堅調に推移するも、第3四半期以降、アセアン地域における市場価格下落、綿糸の市況低調により苦戦
<輸出衣料>
・中東民族衣装用生地販売は好調に推移
<ユニフォーム>
・増収となるも、急激な円安とエネルギー価格等の高騰が影響し、価格転嫁が追い付かず、利益を圧迫
<ニット製品>
・増収となるも、原材料費の高騰、輸入コスト上昇が利益を圧迫
<生活資材>
・リビング分野は中国の都市封鎖による影響に加え、店頭の余剰在庫により市況が振るわず減収
・リネンサプライ分野は価格改定が進むも、主要顧客の購買抑制が影響し、減収
・メディカル分野では、悪臭を良い香りに変える臭気対策剤「デオマジック®」が好調に推移
▽産業材セグメント(売上は前期比5.1%増の126.2億円、営業利益は23.4%減の5.2億円)
<産業資材部門>
フィルタークロス:
・底堅い官公需の受注に加え、国内製造業各社の設備投資の状況が改善し、増収
・空気清浄機器分野では、工作機械メーカー向け大口機器の単発受注により増収
ドライヤーカンバス:
・国内製紙会社での洋紙生産減少により低調に推移
・エネルギー及び原材料価格の高騰等が利益を圧迫
<機能材料部門>
化成品:
・原材料、エネルギーコスト等の高騰により、製造原価アップ
・食品分野の増粘多糖類等は堅調に推移し、増収
複合材料:
・電力分野等の複合材料部材が低調に推移
・航空機用途の需要は回復基調が続き、増収
▽不動産・サービスセグメント(売上は前期比5.6%増の59.4億円、営業利益は9.7%増の20.0億円)
不動産賃貸:
・順調に推移
リネンサプライ:
・コロナ禍からの本格的な回復により、ホテルの稼働率が上昇し、大幅な増収。利益に大きく貢献
物流:
・入出荷量が伸びず若干苦戦も、新規顧客獲得により堅調に推移

 

◎2024年3月期業績予想および配当予想
・売上は390億円、営業利益は16億円を予想
・1株当たり配当金は50円を予想

 

◎新中期経営計画 「ACTION22-24」の進捗状況
▽基本方針
〇経営基盤の強化
・シキボウリネン株式会社岩出第一事業所工場増設
・大阪・関西万博に向けて、リネンサプライ設備を増強
・植物由来の増粘安定剤の生産能力を増強、健康志向による需要増大見込みに対応
・株式会社アンリアレイジ様との業務提携強化
・ユニチカトレーディング株式会社様との連携深耕
・グローバルネットワークの連携強化による海外市場の開拓
・株式会社マーメイドスポーツの全株式を譲渡
〇サステナビリティ経営への取組み
・TCFD提言に応じた取組みと開示を進める
・環境省「プラスチックスマート」に参画
・フェアトレードコットン普及推進
・回収した古着や裁断くずを再び糸に → アップサイクルシステム 彩生
・女性の心と体の課題を解決するテクノロジー → フェムテックの取組み
・長野事業所 太陽光発電設備導入
・やりがいや働きがいのある職場・制度作りへ従業員エンゲージメントサーベイの実施

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