インタースペース(2122 東証マザーズ)
2012/06/15
独立系のアフィリエイト広告大手でPC 向けに強み
業種:サービス業
アナリスト:馬目 俊一郎
四半期進ちょく/予定 通期財務状況 コンセンサス/目標株価 業種比較 業績トピックス
◆インターネット広告市場はB to C 市場の拡大などが追い風
・同社は成果報酬型広告のアフィリエイト広告大手。PCインターネットやモバイル向けの「アフィリエイト運営事業」を柱に、恋愛系ゲームや占い等のコンテンツをSNS向けに提供する「メディア運営事業」を展開している。
・同社の属するインターネット広告業界にはフォローの風が吹いている。B to C向けEC市場(電子商取引市場)の拡大に加え、スマートフォンの本格普及期入りなどデバイスの多様化が進み、国内広告市場全体が伸び悩む中でも、インターネット広告市場は中長期的に成長が見込まれる有望市場と考えられる。
◆2012年9月期第2四半期決算は期初計画を上回る着地
・2012年9月期第2四半期決算は売上高が前年同期比24.7%増の56.5億円、営業利益は同38.4%増の2.8億円、四半期純利益は税負担の正常化で同53.7%減の1.5億円となった。これは期初の会社計画(売上高 48.6億円、営業利益1.9億円、四半期純利益1.0億円)を上回るもので、通期計画に対する進捗率も売上高が55.0%、営業利益は68.2%といずれも高い水準を示している。
ホリスティック企業レポート 一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。