アクセルマーク(3624 東証マザーズ)
2012/04/13
モバイルインターネットのコンテンツ制作や広告事業を展開。ソーシャルゲーム事業が急拡大し、事業再構築が進展。
業種:情報・通信業
アナリスト:高坂茂樹
◆モバイル端末向けコンテンツプロバイダ
・同社は、従来型の携帯電話やスマートフォン等を利用して、各種デジタ ルコンテンツを企画・制作し、一般ユーザーに提供するコンテンツプロバイダである。同社はセプテーニ・ホールディングスの子会社である。
・具体的には、通信キャリアの公式コンテンツプロバイダとして、着うた等の 音楽やコミック、映画等のコンテンツを配信するモバイルサイトの運営、 電子書籍の作成・配信支援サービス等を展開してきた。
◆2011年10月から新体制でソーシャルゲームに注力
・携帯電話の普及一巡、スマートフォンの普及等を契機に、フィーチャー フォン向けの既存事業での成長が見込めず、収益も低迷した。そこで昨 今成長顕著なソーシャルゲーム市場への進出を決断。
・同社と同様にコンテンツプロバイダ営む傍ら、コンテンツ検索エンジンの 開発や広告ビジネスを行い、ソーシャルゲームの開発にも着手していた エフルートを2011年10月に吸収合併。両社でコンテンツ事業に投じて いた人員をソーシャルゲームの開発・運用に集中投下し、ソーシャルゲ ーム事業を早期育成する戦略を推進している。
一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。