綜合臨床ホールディングス (2399 東証一部)

2014/10/10

SMO 事業が主力だが、その他事業も育成中
14 年7 月期は大幅減益、足元受注回復傾向で15 年7 月期は業績回復へ

業種:サービス業
アナリスト:松尾 十作

◆ SMO 事業が主力
・綜合臨床ホールディングス(以下、同社)グループは、SMO(治験施設支 援機関)事業を主力とし、新薬開発の治験に関わる医師や看護士、事務 局業務を支援している。
・14 年9 月に、医師限定のコミュニティサイトを運営するメドピア(6095 東証 マザーズ)と業務提携した。両社の強みを持ち寄り、新たなサービスの創 出を目論んでいる。

◆ 14 年7 月期決算は予想を大きく下回る
・14/7 期決算は、売上高5,808 百万円(前期比14.1%減)、営業利益672 百万円(同41.0%減)で、期初予想に対する達成率は、売上高で79.0%、 営業利益53.1%であった。
・売上高未達の要因は、SMO 事業の受注高が期初見通し6,622 百万円 に対し5,722 百万円となったことに加えて、第3 四半期に見込まれていた 案件の成約が第4 四半期終盤にずれ込み、14/7 期中に売上計上出来 なかったためである。利益未達の主な要因は、減収による固定費負担増 である。

◆ 15 年7 月期は業績回復を見込む
・15/7 期について同社は、売上高6,771 百万円(前期比16.6%増)、営業 利益1,006 百万円(同49.5%増)を見込んでいる。豊富な受注残があり、 今期の受注見通しも明るいためである。
・証券リサーチセンターは、同社予想が妥当と判断し前回(14 年4 月)予 想を同社予想とほぼ同じ水準に修正した。

◆ 投資に際しての留意点
・14/7 期通期業績予想において、見込んでいた受注タイミングの遅れによ り、期初予想の下方修正を第3 四半期決算公表後に開示した。今後も四 半期毎の受注実績と業績への影響には十分留意が必要であろう。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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