ダブル・スコープ (6619 東証マザーズ)

2014/08/15

リチウムイオン二次電池用セパレータの専業メーカー
日韓大手電池メーカーとの取引開始により、業績は急回復へ

業種:電気機器
アナリスト:高坂 茂樹

◆ 事業内容
・ダブル・スコープ(以下、同社)は、リチウムイオン二次電池の主要部材の一つであるセパレータを韓国子会社で製造する新興企業である。
・同社の強みは、独自開発の製造技術と韓国政府の税制優遇等を背景とするコスト競争力である。専業メーカーゆえに地道なマーケティング活動により、大手顧客の獲得に成功しつつある。

◆ 14年12月期第2四半期累計決算
・14/12期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、前年同期比92.6%増収、営業利益は前年同期の291百万円の赤字から86百万円の黒字に転換した。販売数量増が主な増益要因である。
・中国や米国の顧客に対する販売の回復に加え、韓国や日本の大手電池メーカーとの取引開始に成功したことも、大幅な増収要因になっている。

◆ 14年12月期予想
・14/12期上期の営業利益が5月に修正した事前予想(132百万円の赤字)を304百万円も上回ったにも関わらず、同社はその際公表した14/12期通期業績予想を据え置いた。
・証券リサーチセンターは、同社の予想が新規顧客との取引規模の拡大ペースに関する不確定要素を考慮した保守的なものと判断し、営業利益は同社予想(188百万円)を上回る400百万円と予想する。

◆ 投資に際しての留意点
・同社の株価は決算説明会における社長の談話や適時開示のリリースに敏感に反応する傾向がある。今後も同社ウェブサイトに掲載されるIR情報等には注意が必要であろう。

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一般社団法人 証券リサーチセンター
ホリスティック企業レポート   一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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