モバイルクリエイト (3669 東証一部)

2014/08/08

車両を対象とした移動体管理システムを提供
沖縄本島IC 乗車券システムの完成後はタクシーのアナログ無線の代替需要を狙う

業種:情報・通信業
アナリスト:松尾 十作

◆ 車両動態管理システムが主力
・モバイルクリエイト(以下、同社)は、車両動態管理システムを主力製品と して、ソフトウェアからハードウェアまでを一貫して開発及び販売すること により事業基盤を拡充してきた。
・主力製品の一つは業務用IP 無線システムで、従来の業務用無線とは違 って周波数割当てなどの総務省の許認可が不要である点が強みとなっ ている。

◆ 14 年5 月期決算は大幅な増収増益を達成
・14/5 期決算は、売上高4,233 百万円(前期比49.7%増)、営業利益804 百万円(同48.5%増)と大幅な増収増益であった。
・業務用IP 無線システムが好調であり、また沖縄本島IC 乗車券システム の売上高は証券リサーチセンター(以下、当センター)推定10 億円(13/5 期売上計上なし)であった。

◆ 15 年5 月期業績予想
・15/5 期について同社は、売上高6,000 百万円(前期比41.7%増)、営業 利益1,000 百万円(同24.3%増)を見込んでいる。増益率が増収率に見 劣りするのは人件費等固定費の大幅な増加を想定しているためである。
・当センターの15/5 期業績予想は、14/5 期実績を踏まえて、前回(14 年2 月)予想を修正し、同社予想とほぼ同じ水準とした。KPI として注目して いる15/5 期末の累積契約回線数は、前期末比約18 千回線増加し70 千回線になると想定した。

◆ 投資に際しての留意点
・同社は成長過程にあり、創業来無配を継続していた。14/5 期は、東証一 部へ市場変更となったことから、20 円(株式分割修正後は5 円に相当) の記念配当を実施する予定である。当センターは、15/5 期以降は再び 無配を継続するものと予想する。

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資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。

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