クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387 東証一部)

2014/07/11

レストランやフードコートの運営を主力にM&A で業容を拡大
中期経営計画では新規出店とM&A、並びにアジア展開に注力

業種:小売業
アナリスト:馬目俊一郎

◆ レストランやフードコートの運営を主力にM&A で業容を拡大
・クリエイト・レストランツ・ホールディングス(以下、同社)は、商業施設内の レストランやフードコートの運営を主力に、M&A で居酒屋業態を取り込 むなど、多種多様な外食事業を国内とアジアで展開している。
・同社は新規出店とM&A、アジア展開を骨子とした中期経営計画を公表 し、最終年度の17/2 期における数値目標は売上高820.0 億円、経常利 益61.0 億円としている。

◆ 14 年2 月期決算はM&A 効果で34.2%経常増益
・14/2 期決算は売上高が前期比41.3%増の525.2 億円、経常利益は同 34.2%増の37.9 億円であった。M&A で獲得したイートウォーク社の10 カ 月分と、SFP ダイニング社の8 カ月分が上乗せされたほか、新規に連結さ れた香港子会社が通年で寄与した。

◆ 15 年2 月期の会社計画は26.4%経常増益の見通し
・15/2 期について同社は、売上高が前期比27.6%増の670.0 億円、経常 利益は同26.4%増の48.0 億円を見込んでいる。各カテゴリーの新規出 店に加え、イートウォーク社及びSFP ダイニング社の通年寄与と14 年4 月買収のYUNARI 社が上乗せされる見通し。

◆ 証券リサーチセンターも業績予想を修正
・証券リサーチセンターは、中期経営計画における積極的な出店計画と YUNARI 社の買収などを踏まえ、15/2 期予想は売上高600.0 億円→ 657.0 億円、経常利益54.8 億円→47.0 億円に修正した。

>>続きはこちら(640KB)

一般社団法人 証券リサーチセンター
資本市場のエンジンである新興市場の企業情報の拡充を目的に、アナリスト・カバーが少なく、適正に評価されていない上場企業に対して、中立的な視点での調査・分析を通じ、作成されたレポートです。