ファミリーマート<8028>7/8第1四半期決算発表。コロナ・ショックで年初来安値の下落から回復も再び株価低迷中…決算発表で株価が上昇する可能性は?

2020/07/07

 

7/8に第1四半期決算発表を迎えるファミリーマート<8028>。コロナ・ショックにより3/19には年初来安値となる「1,423円」をつけ、すぐにリバウンドしましたが、半値を戻したあたりで再度軟調に推移しました。

一時2,000円台を回復も現在は1,700円前後まで下げています。直近は短期的な下落トレンドを形成しています。このような中、第1四半期決算を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?

 

ファミリーマート<8028>の第1四半期決算前後の株価動向は?


コロナ・ショック後の回復が遅く、6月の中旬になり、ようやく25日移動平均線が75日線を上抜けしました。いよいよ上昇トレンド転換の期待が持たれましたが、その後株価は失速し、現在の同社株価は、25日線・75日線の両線の下に位置しています。

このような低迷の中、同社は、間もなく第1四半期決算発表を迎えます。では、決算を挟んだ1ヶ月間(6月下旬~7月下旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。

シナジスタ:ファミリーマート<8028>の第1四半期決算前後の株価動向
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です

2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が12回、下落傾向が8回見られます。この数字を見る限り、上昇傾向があると考えられるでしょう。ただし、変動幅は、2003年、2013年、2018年を除き、平均して5%前後の動きです。それを考慮すると、比較的穏やかな動きをすると読み取れます。

また、やや気になるのは、直近4年間が下落傾向にあることです。よって、大きく株価が変動することはないものの、直近の傾向には注意が必要かもしれません。では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?

 

ファミリーマート<8028>の目標株価は?


データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。

【目標株価】
上値目安:1,965円
下値目安:1,737円

※2020年6/25終値1,841円を基準に計算

これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約6.7%、下落幅は約5.6%と考えられます。よって、上値は「1,965円」、下値は「1,737円」が目標株価と考えられるでしょう。この変動幅を見ても、それほど大きな変動はないと読み取れます。

しかしながら、やはり直近4年の下落傾向が気になります。特に、現状の株価を見ると、仮に25日移動平均線が再度75日線を下抜けすることがあると、さらに株価が下がる可能性があるでしょう。この点については、注意が必要かもしれません。

以上をふまえると、同社はこの決算発表によって株価が大きく上昇することよりも、さらに下落トレンドが強くならないかについて注目したほうが良いかもしれません。

そういった意味では、ムリに売買することなく様子見も一つの投資スタンスになるでしょう。ぜひ、このような情報をもとにあなたの投資判断をしてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いている人

高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ) 高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック

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