しまむら<8227>6/29第1四半期決算発表。コロナ・ショック下落から徐々に回復し、直近も急上昇の動き…今日の決算発表で株価どうなる?
今日(6/29)に第1四半期決算発表を迎えるしまむら<8227>。コロナ・ショック直前までは、8,000円を前後して推移していましたが、その後5,000円台に下落しました。リバウンド後は、やや時間はかかりましたが、7,000円台まで回復しています。
このような復調気配の中、第1四半期決算発表を迎える同社ですが、この発表で株価がどのように推移する可能性があるのでしょうか?
しまむら<8227>の第1四半期決算前後の株価動向は?
昨年末には9,000円台にありましたが、その後8,000円台まで下げ横這いに推移していました。一時15,000円台であったことを考慮すると、長期的には下落傾向にありますが、現在の復調気配からトレンドが変わる可能性もありそうです。
では、第1四半期決算を挟んだ1ヶ月間(6月中旬~7月中旬)で、同社の株価は、例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2019年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が10回見られます。この数字を見る限り、上昇と下落傾向の可能性は、半分ずつと考えられるでしょう。上下の変動幅を見ると、5%程度の変動が12回見られます。反対に変動幅が大きくなるときは、10%を超えるのが5回あるのも特徴かもしれません。
このデータ分析を見る限り、株価が動く方向は半分半分ですが、小さく動くときと、大きく動くときの差が、比較的大きいことが確認できます。これはそのときになってみないと分からない動きとも考えられます。それを考慮すると、思ったよりも難しい株価動向とも捉えられます。
では、同社の株価は、決算発表前後でどれくらいの範囲で株価が推移することが予測されるのでしょうか?
しまむら<8227>の目標株価は?
データ分析によると、ここから株価が以下のような範囲で推移することが予測されます。
【目標株価】
上値目安:7,920円
下値目安:6,980円
※2020年6/16終値7,480円を基準に計算
これまでの株価を分析結果を見る限り、上昇幅は約5.9%、下落幅は約6.6%と考えられます。よって、上値は「7,920円」、下値が「6,980円」が目標株価と考えられるでしょう。
なお、同社は、年初来安値「5,530円」から現在は「7,920円(6/24終値)」まで回復しています。その中で、直近の6/24は、前日比+4.76%と大きく窓を開けて上昇しています。このような動きを見ると、決算発表をきっかけに大きく上昇を考えてしまうかもしれません。
しかしながら、データ分析の結果をみる限り、同社は大きく上昇することもありますが、大きく下落することもあります。それをふまえると、直近の動向に惑わされることなく、このようなデータをもとに、あなたの投資スタンスを決めてはいかがでしょうか。
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この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
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