今週の注目レポート (6月29日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●豊田通商(8015)【 2+→2+】
「自動車関連、非自動車関連ともに堅調、増益基調が続く」
18/3期は市況上昇、取扱い増、風力好調などから、営業利益は前期比36.7%増となった。投資評価「2+」を維持する。理由は(1)純利益は18/3期が増益、19/3期も増益の見通しで足下の業績が堅調である、(2)19/3期会社計画には上振れ余地がある、(3)20/3期以降も堅調な業績展開が見込まれる、(4)株価指標面に割安感があること、などによる。
予想ROE:10.0% PBR:1.1倍、来期予想PER:8.6倍、来期予想EPS成長率:7%
株価(6/29終値):3,710円 Fモデルによる理論株価:4,050円(6月28日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。