『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート（7月）

【TIW藤根靖晃が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】

“5年7ヵ月でTOPIXの倍のパフォーマンス達成”

■2017年7月度のパフォーマンス結果（月間）は、絶対パフォーマンスで＋2.08％、対TOPIX（パフォーマンスの単純差異）では＋1.66％、対日経平均（差異）では＋2.62％であった。
■7月中は銘柄入替えは無く、月末時点の採用銘柄数は組み入れ上限である20銘柄を継続。
■採用中の20銘柄の対TOPIXの勝ち負けは、11勝9敗であった。プラス貢献の銘柄としては、国際計測器（7722）、ダイフク（6383）、スタートトゥデイ（3092）、日立製作所（6501）、マイナス寄与としては、トランザクション（7818）、ポールトゥウィン・ピットクルーHD（3657）、ユナイテッドアローズ（7606）が挙げられる。プラス寄与の銘柄が先月とは大きく顔ぶれが変わったこと、また、プラス・マイナスともに上昇・下落幅が大きく、出入りの激しい展開であった。
■8月は第1四半期決算を踏まえて、積極的に入替えを検討したい。
■設定来の累計（2011/12/27からの5年7ヵ月間）では、絶対パフォーマンスで＋347.06％と6月末（337.96％）から大きく伸び、3ヵ月連続で過去最高を更新した。年率平均パフォーマンスは＋30.8％となり前月水準（＋ 30.8％ ）を維持した。設定来のTOPIXに対するパフォーマンス（TOPIXを常に100として計算）は、2.00倍と前月（1.97倍）から上昇し、2倍を突破した。TOPIXに対する年率超過リターンは13.2％である（あくまでも机上の理屈であるが、毎年TOPIXが10％下落してもプラスのリターンを上げることが出来る）。

7月も過去最高を更新

出所：TIW

対TOPIXで２倍を達成（＝TOPIXが上昇しなくても年率13.2％のパフォーマンス）

出所：TIW

TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の３つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。

成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。

TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
毎月、月初に月間成績に関するレポートを発行しているほか、随時（不定期）銘柄入替えに関するレポートを発行しております。
採用銘柄等の詳細に関してはレポートに掲載しております。TIWレポートをご採用いただいている証券会社にてご覧いただきます。

【現在、オンライン証券では、マネックス証券、GMOクリック証券にてご覧いただいております。採用銘柄等の詳細に関してはそちらでご覧下さい。】

TIWモデルポートフォリオは、TIWの銘柄選択手法の合理性を証明することを目的に作成・提供しているものであり、パフォーマンスを保証するものではありません。あくまでも投資家への情報提供を行うものであり、それに依拠したいかなる結果に対してもTIWは一切の責任を負いません。また、レポート等の作成に関して、完全性、正確性、適時性を保証するものではありません。投資に係る最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行ってください。