今週の注目レポート (12月22日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●ケーヒン(7251)【 2→2+ 】
「数量は堅調、国内外で体質強化が進む中での円安への転換はポジティブ」
上期は前年同期比9%営業増益となった。円高影響を北米、アジア、中国でのホンダ車好調による数量増効果や合理化効果で吸収した。地域別では、主要拠点の生産性改善などにより米州の収益が大きく改善した。会社は中間時点で下期為替前提を1米ドル100円(従来110円)とし通期営業利益予想を15億円下方修正。TIWは下期為替前提を足下の円安への転換を踏まえ従来の1米ドル103円→110円に修正。
予想ROE:8.6% PBR:1.0倍、来期予想PER:9.4倍、来期予想EPS成長率:7%
Fモデルによる理論株価:3135円(12月22日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。