今週の注目レポート (7月22日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点で、注目銘柄をピックアップします。

 

◇産業レポート◇
-タイヤセクター見通し- 7月21日(木)発行

<レポートで言及する主な企業>
横浜ゴム(5101)東洋ゴム工業(5105)ブリヂストン(5108)
住友ゴム工業(5110)

8月8日の住友ゴム工業を皮切りにタイヤメーカーの上期(1-6月)決算発表がスタートする。そこでは下期(7-12月)の為替水準や原材料価 格前提を足下の水準に合わせ、通期計画を各社下方に見直してくる公算が大きいと考える。これにより株価にはあく抜け感が出るともに市 場環境(為替や原材料価格)への過度な懸念が後退し株価は見直される可能性が高いと考える。また、昨年、暖冬により極度に不振であっ た国内の冬タイヤが通常レベルに戻れば増益要因となるとなることが注目され株価の支援材料になってくる可能性もあろう。
4社の中では従来から個別のレポートで言及してきたようにブリヂストンと東洋ゴム工業が面白いと考える。

 

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。

こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。

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