今週の注目レポート (8月21日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●横河電機(6841)【2+ → 2+】
「運用・保守サービスが好調。通期業績予想を引き上げ」
16/3期1Q(4-6月)は、売上926億円(前年同期比12%増)、営業利益66億円(同2.5倍)となり、過去最高を更新。エネルギー・素材のプラント向けに設備更新や運用・保守サービスの関連需要が伸び、収益増を牽引した。会社側は為替前提の見直しを主因として通期の売上・利益計画を上方修正した。為替前提には若干余裕があり、制御の受注状況も良好で、受注残も積み上がっており、TIWでは修正後も達成可能と判断。今回小幅ながらTIW予想も見直した。
予想ROE:10.1% PBR:1.8倍、来期予想PER:15.7倍、来期予想EPS成長率:8%
Fモデルによる理論株価:1397円 (8月17日by 服部 隆生)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
※「アナリスト・インプレッション」に関する説明はこちらをご覧下さい。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。