今週の注目レポート (7月8日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ネクステージ(3186)【 1→1】
「上期は大幅営業増益、通期計画を上方修正、高成長局面が続く」
TIWでは目標株価は前回の3,700円を維持し、投資評価「1」を継続する。その理由は、1)22/11期上期(12-5月)が市場環境悪化(中古車・新車登録台数は前年割れ等)の中でも既存店業績の順調な拡大により大幅増収大幅営業増益の好決算となったことが評価できる。2)22/11期通期計画を上方修正もTIWでは計画には更に上振れ余地があるとみる。3)既存店の業績拡大と積極的に新規出店を進める中での新規店の早期業績寄与などが相俟って23/11期もTIWでは好業績を見込む。4)シェア拡大による高成長が続く中、22/11期TIW予想PER14.5倍の株価はTIWでは割安とみる。などによる。
予想ROE:27.8% PBR:4.0倍、来期予想PER:11.2倍、来期予想EPS成長率:30%
株価(7/8終値):2,459円 Fモデルによる理論株価:2,880円(7月6日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。