『TIWモデルポートフォリオ』の月間レポート(9月)
【TIW藤根靖昊が考える参考ポートフォリオ『TIWモデルポートフォリオ』】
“2ヵ月連続で過去最高を更新”
■ 2020年9月度のパフォーマンス結果(月間)は、絶対パフォーマンスで+5.18%、対TOPIX(パフォーマンスの単純差異)では+4.72%、対日経平均(同)では+4.98%であった。
■2ヵ月連続で過去最高を更新。対TOPIXパフォーマンスも3ヵ月連続で過去最高を更新した。TOPIXに対して(TOPIXを常に100として計算)2.56倍となった(前月は2.45倍)。 9月中は採用5銘柄、除外2銘柄。月末時点の採用銘柄数は3銘柄増加して18銘柄となった。
■ 月末時点(18銘柄)ならびに月内に除外した2銘柄の採用中の月間(対象期間)の対TOPIXの勝ち負けは、13勝7敗であった。対TOPIXにおけるプラス寄与が大きかった銘柄としては、Sun Asterisk(4053)+39.5%、メディカル・データ・ビジョン(3902)+20.1%、ダイフク(6383)+12.9%、ネクステージ(3186)+11.9%、あいHD(3076)+8.5%、ネクシィーズグループ(4346)+7.9%。マイナス寄与が大きかったのは、田中建設工業(1450)▲10.4%、関通(9326)▲7.3%(パフォーマンス数値はいずれも対TOPIX)。 7月、8月と高いパフォーマンスが続いた後なので反動減が懸念されたが、プラスのパフォーマンスを維持できた。また、リバウンド期待やディフェンシブ効果を狙って9月に採用した銘柄は、一部を除けば効果があった。
■ 10月は米大統領選挙を控えて、波乱含みの市場展開が予想される。9月にはあまり生じなかった物色傾向の変化にも注意したい。
■ 設定来の累計(2011/12/27からの8年9ヵ月間)では、絶対パフォーマンスで+475.86%(=過去最高)。TOPIXに対するパフォーマンス(TOPIXを常に100として計算)は、2.56倍と前月(2.45倍)からさらに上昇。8月末時点でTOPIXに対する年率平均超過リターン(過去累計)は11.4%と前月(10.9%)より0.4ポイント向上し、25ヵ月ぶりに11%台を奪還した。
出所:TIW
TIWは、“個人投資家が株式投資においてプラスのパフォーマンスを得るにはどのような投資戦略を採ることが望ましいのか”、を熟慮することから始めました。その議論の中で、次の3つを実現することを目指しました。
◇ 金融・経済について専門知識がなくても株式投資が楽しめるようにする。
◇ 投資に関して膨大な時間を費やさなくても投資成果を期待できるようにする。
◇ ポートフォリオの構築後は、日々のマーケット変動に振り回されること無く、銘柄入替を余裕を持って行えるようにする。
成長性があり、足もとの業績が確りした企業をその時点のマーケットに対して比較的割安な株価水準で投資をする。答えはシンプルですが、そのためにマーケットの妥当水準を常に考え、バリュエーション方法も独自に考案しています。
TIWモデルポートフォリオは、2011年12月27日の開始以来、銘柄の新規採用、除外に関する全てを、そのタイミングにレポートとして、完全にオープンに公表しております。
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