今週の注目レポート (9月25日)

【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。

●ヨコオ(6800)【 2+→1】
「22/3期はV字回復、純利益過去最高更新をTIWは見込む」
(1)同社は1Q(4-6月)決算発表時(8月4日)に21/3期計画を上方修正し、下期(10-3月)に前年同期比12%営業増益を見込むが、改めて同社新計画には上振れ余地があるとみること、(2)各事業での堅調な受注見通しを踏まえ22/3期TIW予想を今般上方修正したこと、(3)22/3期はV字回復、純利益は過去最高更新をTIWでは見込むがその確度は高いとみること、(4)車載通信機器事業で新型コロナ影響を強く受け21/3期上期は一旦、大きく落ち込むが、同上期が業績の底となり中期的に堅調な業績展開が見込めるとの見方に変化がないこと、などから今般、投資評価を「2+」→「1」へ引き上げる。
予想ROE:10.0% PBR:2.1倍、来期予想PER:14.0倍、来期予想EPS成長率:43%
株価(9/25終値): 2,701円 Fモデルによる理論株価:2,953円(9月25日by高田悟)

 

TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。

株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。