今週の注目レポート (4月17日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●インテリックス(8940)【 2+→2+】
「物流の滞りは解消。今後は施工の停滞がリスクか」
同社にとっては「施工」が出来ないことが最も大きな影響である。今後緊急事態宣言がいつまで続くのかにより来期の業績が決まってくる。夏ごろまでにコロナウイルスが終息すればこれから夏枯れの季節であるため影響は最小限にとどまると思われる(現時点でのシナリオ)。また、同社の在庫は抑制されているため中古マンション市場に価格調整が起こったとしても影響は大きくないとTIWはみている。そのため投資評価「2+」は維持する。
予想ROE:4.7% PBR:0.5倍、来期予想PER:5.0倍、来期予想EPS成長率:90%
株価(4/17終値):540円 Fモデルによる理論株価:731円(4月15日by山方秀之)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。