今週の注目レポート (6月21日)
【F’sセレクション】
チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
●豊田通商(8015)【 2+→2+】
「20/3期は4期連続で純利益過去最高更新を計画、増配を予想」
(1)20/3期は4期連続で純利益過去最高を見込み、増配を予想したこと、(2)同社計画に上振れ余地があるとみる、(3)新中期経営計画(20/3期~22/3期)の最終22/3期純利益目標1,700億円は現実的で達成の確度が高いとみること、などを踏まえると20/3期TIW予想PER7.7倍の株価は評価不足と考える。このため投資評価は「2+」を維持する。
予想ROE:10.5% PBR:1.0倍、来期予想PER:7.2倍、来期予想EPS成長率:7%
株価(6/21終値):3,300円 Fモデルによる理論株価:4,415円(6月20日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期 予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出 しております。
(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)〔http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、 さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。 ※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、 レポート発行時に算出した値です。
株式会社ティー・アイ・ダヴリュ
独立系証券リサーチ会社TIWのアナリスト陣が、株式市場における時事・トピックスや業界動向など、取材に基づいたファンダメンタル調査・分析を提供するともに、幅広い視野で捉えた新鮮な情報をお届けします。