日経平均株価、4月からどう動く?~2021年版~
4月以降の日経平均株価が、どのように推移するか気になる人はいますか?
2月中旬ごろまでは、堅調に推移していた日経平均株価。ちょうど、その頃は「どこまで上がるか?」一つのテーマだったかもしれません。
それが、2月下旬からは軟調に推移し、一時30,000円を超えた日経平均株価も、20,000円台まで下落したこともあり、今度は「どこまで下がるか?」が注目になってきました。
そして、そのまま方向感がつかみにくい状況が続き、そのまま新年度の4月に突入しました。
そこで今回は、ここからの夏場にかけて日経平均株価が「どのように推移する可能性があるのか?」をデータ分析してみました。
日経平均株価、4月から夏に向けてどう動く?
日経平均株価は、4月から夏場にかけて例年どのような傾向が見られるのでしょうか?そのデータ分析の結果がこちらです。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
2000年から2020年の株価の推移を見ると、上昇傾向が10回、下落傾向が11回見られます。この数字を見る限り、上昇と下落が均衡していると考えられるでしょう。
変動幅を見ると、2013年は約30%まで上昇、2015年は20%弱の上昇、2016年には約15%の下落をしています。その他は10%前後の範囲を推移しています。
なお、この分析結果を見る限り、平均上昇幅は約9.2%、平均下落幅は約6.9%と考えられます。
よって、2021年7月上旬時点での日経平均株価は【24,892円63銭~29,228円30銭】を目安に推移すると考えられるでしょう。
なお、この期間の日経平均株価は、データ分析によれば、基本的には4月から夏場に掛けては、それほど大きな変動なく推移する傾向が見られます。
それふまえると、これからの日経平均株価は上下を繰り返す方向感がつかみにくい動きをするかもしれません。
4月前半の日経平均株価は、どうなる?
下のグラフをご覧ください。これは、私が独自に開発した「株トレンド指数」という株式市場の動向を見るための指数動向です。これが前月と4/2まで状況です。
※上記グラフは「シナジスタ」の独自システムによるデータ分析による結果です
この株トレンド指数と日経平均株価には、相関がありませんが、株式市場全体の動向は、こちらの指標で確認できます。
データを見る限り、これまで上昇トレンドを示す「天井指数」が、一時的には高かったものの再び失速しています。また、3月下旬からは目立った傾向がなく、方向感が乏しい状況であることが読み取れます。
これを考慮すると、株式市場全体が「まだ方向感が定まらない状況」と読み取ることができるでしょう。
よって、この4月の前半は、この流れが続く限り、方向感が定まらない難しい株式市場になるでしょう。反対に言えば、この流れが途切れたとき、方向感が定まり売買しやすくなるとも言えるかもしれません。
このような分析をすることで、個人投資家が難しいと感じる「売り(損切り・利益確定)のタイミング」や「買いのタイミング」を具体的に知ることができます。もし、あなたも実際に有効な「売買のタイミング」を習得したいなら、こちらのeBook(電子書籍)『日本株再入門』を今すぐお読みください。
実際に有効な「売買のタイミング」を学びませんか?【無料】でeBook(電子書籍)を受取るにはこちらをクリック
【無料】でeBook(電子書籍)『日本株再入門』を受け取るには、今すぐこちらをクリックしてください。
この記事を書いている人
高橋 佑輔(たかはし ゆうすけ)
トレード歴12年以上の現役ベテラントレーダー。2008年より開始し、過去12年間で11年利益を上げる。相場の値動きの「法則」を発見し、その法則を戦略化したシステムトレードで自己資金を運用中。12年間でたった一度負けがあっただけで、11年間安定的な成績を上げ、堅実に利益を積み上げる。高橋佑輔執筆【eBook(電子書籍)『日本株再入門』】の無料配布はこちらをクリック。
【高橋佑輔の関連記事】